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高齢者健幸サポーター講座 \レク介護アニバーサリーキャンペーン/を開催! - お知らせ 2025.08.05
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2025.08.29
高齢になっても、毎日を楽しく前向きに過ごしていくためには、心身の健康を保つことが大切です。その中でも「運動機能の維持・向上」は、生きがいのある暮らしに欠かせない要素のひとつです。
そのため、運動機能の向上を目的とした体操・運動レクリエーションは、今や多くの介護施設などで広く取り入れられています。現場で実際に提供している方も多いのではないでしょうか。
では、そうした体操レクリエーションを企画・実施する際、どのような工夫をすれば、より楽しく効果的なものになるのでしょうか?
今回は、健康運動指導士・高齢者運動指導士資格認定講師の新井恵子先生に、実践的な企画のアイデアや工夫をご紹介いただきました。日々の活動のヒントとして、ぜひ参考にしてください。
歳を重ねると筋力やバランス能力といった肉体的な衰えが現れます。また、それに加えて次のような変化も見られるようになります。
①複数の動作を同時に行うのが苦手になる
②一定のリズムやスピードで動くこと、会話がスムーズにできなくなる
③とっさの動作に反応しにくくなる
④同じ動作や思考を長時間続ける集中力・持久力が低下する
こうした変化を踏まえつつ、日常生活に必要な動作(食べる、立つ、座る、移動する など)と結びつけたレクリエーションを実施すると効果的です。
レクリエーションを考える際に「ミラーニューロン(※)」の働きを意識することも工夫のひとつです。
ミラーニューロンとは、他者の動きを見てまねることで脳が刺激され、学習や運動機能の活性化につながる仕組みです。同時に手足と言葉を使った「多動作」を入れると良いでしょう。
※ミラーニューロン(Mirror-neuron) ヒトにとって非常に重要な刺激のひとつ。視覚、視野による模倣学習と他者の行動を観察する時の運動刺激、運動誘発行動が多くの脳神経細胞を刺激する。
参考:ジャコモ・リッツォラッティ『The mirror-neuron system』
例)一定のリズムで足踏みをしながら、支援者とジャンケンをする。
勝ち負け条件の変更(負けの手が勝ち、あいこを出した手が勝ち、など)や両手ジャンケンなどで難易度を上げることもできます。
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