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検 索とじる
レクネタ:いつでも使える
2022.12.26
作り始めは頭の体操をかねて。手先を動かしながら、じっくりと取り組める組紐づくりの介護レクです。
同じ動作を繰り返すため、高齢者の方の中には思わぬ集中力を発揮される方もいらっしゃるかもしれません。途中で休憩を挟み、完成後には何に使うかを話し合ってみるとよいでしょう。
また、完成した組紐で「ブレスレット」や「ストラップ」を作ってもOKなので、継続したレクリエーションの企画も可能です。
監修:中井慶子 studio385N 代表
・刺繡糸(50~60cm程度)7本 または 14本
※色の種類がたくさんあるとよいです
・厚紙(15cm×15cm程度)1枚
※空き箱などで代用可
・型紙 1枚 <型紙PDF> ←こちらからダウンロードできます。
・ハサミ
・のり または テープ
・ボールペン
1 .好みの色の刺繍糸を「7色」選びます
同色で揃えても大丈夫ですが、異なる色を選ぶと組む順番が分かりやすくなります。
2. 組紐を作るための盤を作ります
厚紙に、のり(またはテープ)で型紙を仮留めし、線に沿って切ります。
中央の穴は、ボールペンの先端などで穴を開けてください。穴は大き目に開けて、刺繍糸が通るようにします。
完成したら、型紙をはがして盤の完成です。
3. 選んだ刺繍糸を中央の穴に通します
通したら、先端をそろえて結びます。
[Point]
糸1色につき2本ずつにすると(計14本)、仕上がりが太く組みやすくなります
4. 1本ずつ切れ込みに挟み、1か所だけ空いた状態になった切れ込み(●)が自分の手前にくるように持ちなおします
5.4の状態で、●から見て左に3詰めの糸を盤から外し、空いている●の切れ込みに引っかけます
6.4と5の手順を繰り返します
[Point]
苦手な方の気分を盛り上げるため、声かけなどを忘れないようにしましょう。
7. 5~10分ほど続けたら、裏を向けます
編みあがった部分が見えてくるので、確認していただきましょう。
〇印と〇印を合わせて、端から端まで縫い合わせます。
[Point]
●途中で中断する時は・・・
紐が外れないように、それぞれしっかりと挟まっているかを確認します。
再開する時には、空いている切り込みを手前にし、4と5の手順を繰り返します
●綺麗に仕上げるには・・・
糸をたるませないようにすると、綺麗に仕上がります。
引っ張りながら糸を引っかけたり、時々裏側から編みあがった組紐を引っ張ると、綺麗に仕上がります。
同じ手順を繰り返すため、集中力が必要なレクリエーションとなります。参加者の様子を見ながら、簡単な体ほぐしや休憩を間に挟みながら進めていきましょう。