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注目記事

レク担当者を悩ませる…こんな時、どうする?<第1回>

2023.11.30

レクリエーションを始める前や進行中、参加者さんの「困った状況」に遭遇したことはありませんか?
せっかく準備したレクであればあるほど、スムーズに開始して盛り上げたいですよね。

本特集では、現場の方々からお寄せいただいた「困った状況」と合わせ、その対応事例をご紹介!
これらの対応が全てではありませんが、皆さまのレク活動において、何かしらのヒントになればと思います。

 

■困った!その①:シーンとした会場に、無表情の参加者がズラリ!

【解決のヒント】
高齢者の中には、気分が乗らない人、眠い人、耳が良く聞こえない人、緊張している人など様々な事情を抱えている場合があります。それを理解した上で、数人単位の近くに寄って「落ち着いた声(甲高い声はNG)」で話しかけます。もちろん笑顔も忘れずに!

何かしらの反応が返ってくれば、勇気をもってレクを始めてください。アイスブレイクの見せ所です。

 

■困った!その②:帰りたい!と叫ぶ人が…

【解決のヒント】
あえてレクの内容を伝えないことも、ひとつの方法です。「〇〇ならやりたくない!」と、その方にとっての理由をつくることになるからです。

「楽しいことをしますよ!ちょっとお待ちくださいね!」と伝えて、その場にとどまっていたくことを基本とします。

ただし、レクへの参加は本人の意志が大切なので、無理強いは厳禁です。
状況によっては「見ているだけでもいいですよ」と見学を促してみましょう。


 

■困った!その③:男性高齢者が無反応

【解決のヒント】
男性参加者さんには、必ず「認める」言動を心がけましょう。
男性の心をゆらす「さしすせそ」を取り入れながら、会話を進めます。

さ:さすがですね!
し:知らなかったです!よくご存じですね。
す:すごい!
せ:センスがいいですね!
そ:そうなんですか!?

物を作り完成させる、または、ゲームで勝負をする、といった男性向けのレクを考えておくことも大切です。


 

■困った!その④:レク前に待ちすぎて寝てしまった

【解決のヒント】
寝ておられていても大丈夫です。無理やり起こさず、そのままレクを始めてください。周りの雰囲気で目を覚ましていただけることもありますし、寝たままであれば、合間に近くに寄って、そっとお声がけしてください。

 

■困った!その⑤:説明の途中で口を挟む人が・・・

【解決のヒント】
身体の不自由はあっても、頭がしっかりされていて何でもスムーズにできる方もいらっしゃいます。「他の人と私は違う!」と思われている方は、注目して欲しいという願望が強いことも。とにかく「認める(受容する)」ことがポイントです。

説明途中で口を挟まれても、「さすがですね、よくわかっていらっしゃる!」と一度受け止めてからレクを進行させます。


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レク担当者を悩ませる…こんな時、どうする?<第2回>



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