1

- 定番のあのネタをひとひねり!あみだで“ごきげんよう”
- レクネタ:いつでも使える 2024.07.30
検 索とじる
注目記事
2025.05.30
最近のレクリエーションの特徴として、機能的な部分に特化した身体面のレクリエーションが多く存在します。
レクリエーションに参加することがリハビリテーションも兼ねており、筋力強化や転倒予防にもつながるというものです。
「リハビリになりますから一緒にやってみましょう」といった声かけのもとで行うレクリエーション。それは本当に利用者さんが望んで行っていることでしょうか?
このようなレクリエーションも当然必要ですが、こういったレクリエーションに終始していませんか?
レクリエーション介護士2級公式テキストでは、介護レクリエーションを「日々の生活の中に、生きる喜びと楽しみをみいだしていく様々な活動」としています。
要するに、私たち提供者がすべてをお膳立てして行うのではなく、能動的な活動が求められているのです。
能動的とは、参加を通して自らが新たな楽しみや価値観を見出すということです。つまり、それこそが先に述べた、精神的支援であり「自立支援」を意識したレクリエーションではないでしょうか。
「自分にもまだ、こんなことができたんだ!」人生の最後に向かっていく中でも「自分は周りから求められている」と随所に感じることのできるレクを企画し、提供していただきたいと思います。
当然ですが、利用者さんも24時間止まることなく生活しています。だからこそ、継続性を意識してレクリエーションを企画してみてください。
その時間だけ楽しんで終わりというレクリエーションだとしても、その時の利用者さんの言動や表情はもちろん、社会性・協調性を観察し、次のレクリエーションではそれらの力が発揮できるような内容を考えてみませんか?
<関連記事>
・自立支援と介護レクリエーション<第1回>