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検 索とじる
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2025.06.10
いつもソワソワしていたり、ボンヤリと1日を過ごされたり、朝から晩まで文句を言う利用者さん・・・いらっしゃいませんか?ひょっとすると、その方は「ここは私の居るところじゃない!」「ここにいたくない!」と感じておられるのかもしれません。
「ここ(施設)は自分の居場所なんだ」と、居心地よく過ごしていただけるような施設を目指してみませんか?
今回は、心地よい居場所づくりをテーマに全2回にわたりお伝えいたします。
老化により身体に変化がでてくる高齢者。他にも環境や社会、人とのつながりの変化によって、感情や性格にも老化現象は現れます。
実際に体験してみないとわかりにくいことですが、どんな症状、気持ちになるのかを考えてみたり、理由を探ることでわかることもあります。
例えば・・・
■ずっと文句を言ったり何度もスタッフを呼んだり・・・」
その方のもともとの性格・・・ということもあるかもしれませんが、もしかすると「誰も自分のことを分かってくれない!」と感じられているかもしれません。
他にも、何かしらの原因で不安を感じていたりして、今の場所に落ち着かれていないのかもしれません。
■人とかかわらない、レクや団体行動に参加しない方
1人で過ごすことが好きな方も、もちろんいらっしゃいます。でも「強制されるのが嫌だ」「出来ない自分を見られたくない」という気持ちをお持ちの方も、少なからずいらっしゃるのでは?
場所や部屋などの「箱」だけを用意しても、そこが居場所にはなりません。高齢者自身が自分の居場所だと感じることができて、初めて「居場所」になります。
高齢者が抱える不安の原因を考え、それを取り除くきっかけが「介護レクリエーション」と「環境づくり」になります。
本来の介護レクリエーションは「高齢者の生きがいと楽しみを見い出す様々な活動」です。日々の生活の中、施設での生活の中に生きがいや楽しみがあれば、おのずと「もっとここに居たい!」という感情が芽生えます。その感情を積み重ねていくことで、自然に自分の居場所だと感じていただけるようになりますよ!
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