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検 索とじる
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2025.06.10
高齢者のための居場所づくりにおいて、第1回では「高齢者の気持ちを考えてみよう」という内容をお伝えしました。
今回は「高齢者の望んでいること」を考え、心地よい居場所づくりのヒントを探してみましょう。
皆さんは、どんな環境であれば快適に過ごせますか?
また、いつも楽しそうな利用者さんは、何を楽しみにされているか把握できていますか?
当たり前のことですが、「楽しい」「心地がよい」と思える場所であれば、不安なく快適に過ごすことができますよね。利用者さんの「望み」を知ってそれを提供できれば、おのずと居心地のよい場所となりますよ。
●実は頼られたい!
お世話されるばかりでは、どんどん自信もなくなります。「お願いできませんか?」と任せられると、自信にもつながり快く引き受けてくれる方もいらっしゃいます。レクの準備や道具作りをお願いしてもよいですね。
●実は声をかけて欲しい
1人が好きな方、賑やかな場が苦手な方もいらっしゃいます。でも、「孤独」についての不安はどうでしょうか。不愛想な顔をされていても、何かしらの関わりを望まれているかもしれません。まずは利用者さん1人ひとりに笑顔で挨拶しましょう。当たり前だけど、忙しいと忘れがちですね。
いかがでしょうか?
上記はあくまでも一例です。望まれていることは、お1人おひとり違うはず。ご本人に聞くことができれば一番よいですが、なかなか難しいですよね。きっとこうだろう、こうした方がいいだろう、と想像をめぐらすことも必要ですが、勝手な思い込みだけで支援をするのではなく、日々の観察やアセスメントによって、利用者さんのニーズを探ることが大切です。
また、どのような介護事業所でも、大勢が一緒に過ごすにあたってルールや方針がありますよね。しかし、その決まりごとは運営側やスタッフ側の都合、勝手な思い込みのものにはなっていませんか?
介護保険制度で決まっているから、施設の方針だからといったことは横に置いて、高齢者の目線、気持ちになって、快適に過ごせる居場所づくりについて見直してみませんか?
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