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心豊かな生活の継続と実践~より良い介護支援のために~<第1回>

2026.05.07

■「今を楽しく生きていますか?」と聞かれたら…

もちろん、その質問をされたときの年齢にもよると思いますが、「楽しく生きているよ!」と自信を持って答えられる人がどれほどいるのでしょうか。

一般的には、肉体的・精神的、そして経済的・社会的に充実していれば「YES!」と答えられるのでしょう。しかし、これらのどれか一つでも欠けていれば、「楽しい」という気持ちにはなりにくいものです。

身体のどこかが悪くなれば、痛みやつらさが先行して楽しむ余裕をなくします。
が病んでしまうと、無意識に人との関わりを拒否してしまうこともあるでしょう。
経済的な余裕がなければ、美味しいものを食べたり旅行に行ったりといった、自分の楽しみにお金をかけられなくなってしまいます。
社会の中で承認が得られず、叱られたり注意されてばかりでは、仕事に対する意欲も湧いてきません。

このように、私たちが生きる上で必要とされる4つの側面がすべて揃って「トータルヘルス」、すなわち「健康」であるとWHO(世界保健機関)では定義されています。

■「楽しさ」の再創造が、健康への鍵

さて、健康であるためには何が必要なのでしょうか。それは、常に「楽しい」という気持ちを根底に持ちながら、それを「再創造していく力」だと思うのです。

では「楽しさ」は、人にとってどれほど重要なのでしょう。
古くは古代ギリシャ・ローマ時代、アテネの自由市民は政治を語り、詩を詠み、音楽を奏でて生活を楽しんでいたといわれています。
当時から、レジャーを全力で楽しむ文化は進んでいたのですね!

なお、「レクリエーション」という言葉が初めて使われたのは17世紀頃といわれています。
中世(1600年代)ボヘミア(現在のチェコ)のコメニウスが、自著『大教授学』の中で、授業の後の休養と次の授業のための元気回復の時間として「レクリエーション」を位置づけ、その重要性を強調したことに始まります。

その後、ヨーロッパからアメリカ、そして日本へと渡り、さまざまな解釈を経て、私たちが今学んでいるレクリエーションへとたどり着きました。

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